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02.06
Sat
周の穆王の治世、宮殿に百官卿相が集い王の徳政を賛美、天下太平,
万民福楽の世を謳歌しています。
桃の枝を持ち、神性を帯びた女性が侍女を伴って現れ、王に桃の花を
献上して、この花は三千年に一度、花が咲き実がなる桃の花であり、
この時に至って花が咲いたのは王の仁政に依るものだと述べ、実は
私は西王母の分身だと告げ、一先ず帰って桃の実を持って再び現れ
ると言い残し天に上がっていきます。
王は管弦を賑やかに奏させ西王母の来臨を待ちます。
やがて孔雀、鳳凰など霊鳥が飛び交う中、桃を盛った玉盤を捧げ
持った侍女を伴い、きらびやかな装いの西王母が天下ります。
王は祝賀の宴を催します。王母は禁庭を流れる川に戯れつつ美しく
舞を舞い,霊鳥と共に天上に帰っていきます。

物語を極力単純化して、祝言色一色にした能。楽しく美しく、特に太刀を
佩き凜とした神仙姿の西王母が舞う舞が美しい能。
西王母は中国古代の仙女。
西王母説話は、前漢の武帝の治世に西王母が天上界から降臨して、
武帝に三千年に一度花咲き実なる仙桃を与えたという説話や、また周の
穆王(ぼくおう)が西域を巡撫した時、崑崙(こんろん)に遊び西王母に会い帰るのを忘れという
説話があるといいます。
西王母の本来の姿は疫病や色々な刑罰を司る鬼神で恐ろしい顔を
していたと云い、中国に道教が定着した頃から美しい仙女につくり変え
られたといいます。


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